三元共沸物系の分離
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50%エタノール、20%キシレン、30%水の混合物を、工場でどのように大規模に分離するか?水を加えてキシレンを析出させ、その後蒸留塔にかける方法も検討したが、析出効果は顕著でなく、直接蒸留塔の塔頂から取り出されるキシレンの量も多かった常圧における沸点または共沸温度(℃):76.7、78.1、78.4、84.1、100、110.8
常圧における共沸物の組成(重量パーセント):エタノール68.0、エタノール95.5、----、トルエン80.1、-----、-----
エタノール、トルエン、水からなる三成分系では3つの二元共沸物が生成され、その共沸点はエタノールの沸点に非常に近いため、通常の蒸留法などでは分離が困難であり、冷却結晶法による分離も難しい。まず浸透気化膜法を用いて水を分離除去し、その後エタノール・トルエン混合物に対して吸着分離法を適用してエタノールとトルエンの成分を得ることを推奨する。エタノール分子の直径は0.51nm、トルエン分子の直径は0.67nmであり、吸着分離法を用いるのに適している。