高温伝熱油の温度上昇過程
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高温伝熱油の温度上昇過程 伝熱油は高温加熱用材料の中でも優れたものであり、高温加熱とは、その名の通り温度を上げていく過程が必要です。そして、温度上昇とは、伝熱油の作業温度を許容される使用温度の範囲内で徐々にゆっくりと製造工程で必要な温度まで上げ、生産要件を満たすことです。では、具体的にどのような注意点があるのか見てみましょう。1:温度上昇は、油の脱水量が確認できた後に行う必要があります。熱伝導油システム内のガスが絶えず排出され、熱伝導油が継続的に補充されることで、熱油循環ポンプの作動圧力や加熱炉の入口・出口の圧力差、そして熱伝導油の流量が正常で安定した状態になります。この条件が整った上で、初めて熱伝導油の作動温度を徐々に上げていくことができます。 2:初回の昇温速度は速すぎてはならず、昇温曲線に従うべきである(昇温速度は約20℃/時間)。 3:昇温過程においては、関連する各機器およびそのプロセスシステムの運転状態が良好かどうかを定期的に点検し、振動、騒音、潤滑状態が正常であるかを確認しなければならない。 4:昇温過程においては、関連する各機器およびその配管・バルブに漏れや滴りがないかを徹底的に点検しなければならない。 5:昇温過程においては、関連する各機器やプロセスシステム、配管の支持が安定しているかを全面的に点検しなければならない。 6:昇温過程においては、関連する各機器およびその配管の熱膨張状況を徹底的にチェックしなければならない。 7:昇温過程においては、温度、温度差、圧力、圧力差、流量などの各工程パラメータが正常かつ安定しているかを常に確認しなければならない。 8:温度差は大きすぎてはならず、圧力差は小さすぎてはならない。 9:昇温過程においては、各電気計器およびその制御警報装置の動作が正しいかを全面的にチェックしなければならない。 10:昇温過程においては、常に加熱炉の調整作業の記録を取っておくべきである。