異なる濃度の炭酸塩緩衝液のpH
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異なる濃度の炭酸塩緩衝液のpHに関する、かなり網羅的な文献はありますか。もしくは、関連する実験を行った方がいらっしゃれば、実験データが必要です。よろしくお願いします。CO2+H2O → H2CO3
H2CO3 → H++HCO3-
HCO3- → H++CO32-
上記の3つの反応式をまとめると、
CO2+H2O → (H2CO3) → H++HCO3- → H++CO32-
となる。
1つのCO2からは1つのH2CO3しか生成されず、1つのH2CO3からは1つのHCO3-しか電離しない。また、1つのHCO3-からも1つのCO32-しか電離しない。したがって、ある系内において、CO2、HCO3-、CO32-の濃度がどのように変化しても、これら3つの濃度の合計は常に一定の値Cに等しくなる。言い換えれば、
[A] = 1 となる。
また、
[B] = K1
[C] = K2
となる。
(A)式における3つの分数を因変数とし、[H+]を独立変数として、これら3つの方程式を解くことで、異なる[H+](またはpH)の条件下でのCO2、HCO3-、CO32-の濃度を求めることができる。25℃におけるK1(4.45×10-7)およびK2(4.96×10-11)は既知の値であり、3つの分数を縦軸に、pH値を横軸にしてプロットすると、図1に示すような25℃における水溶液中の炭酸化合物とpH値の関係が得られる。http://www.mining120.com/WebEditor/uploadfile/20100902113400825.jpg図1 炭酸の電離とpH値の関係(25℃)図1からわかるように、pH<4.4の場合、溶液中にはCO2のみが存在し、pH>8.35の場合、水溶液中にはCO2は存在しない;pH値が4.4~12.0の間である場合にのみ、重炭酸イオンHCO3-が存在でき、pH値が8.35のときにHCO3-の含有量が最も高く、約98%を占める;pH>8.35の場合にのみ、水溶液中にCO32-が存在する